2016年11月24日

水曜日はお待たせしました

水曜日、病院はそれなりに混みました。少なからぬ飼い主の方々を、お待たせすることになりました。

緊急手術が2件。そのほかにも呼吸が悪かったり、心臓が悪かったり、今日は状態がわるい動物たちが目立ちました。

もちろん、治療が功を奏して、元気を取り戻す犬や猫もいますが、1日がおわって記憶に残るのは、状態が悪い子たちです。「吐き気は止まっただろうか」「夜、鳴いていないかな」・・・いろいろと気にかかります。

木曜日は雪が降るかもしれないそうです。あたたかにお過ごし下さい。



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2016年11月22日

中学生が職場見学・体験にきました

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先日、中学生が職場見学・体験にやってきました。いまの学校では、こんなこともやっているのですね。

目を輝かせて、いろいろな質問をしてきます。

「この仕事を選んだのはなぜですか」
「やりがいはなんですか」
「驚いたことはなんですか」
「この仕事で必要なことはなんですか」

中学生にもわかるように、できるだけ正確に、私がおもうところを答えていきます(「中学生にもわかるように」というのは、決して悪い表現ではありません。本当に大切なことを表現するのに、小難しい単語はいらないものです。作家の安部公房は「主婦が自宅からスーパーの買いもので使うような言葉だけで、小説を書けるのが理想」といったようなことを書いていたとおもいます)。

中学生からみて、世の中というのは、どのようにみえるのでしょうね。私は自分が中学生だったころを考えてみました。

私は中学時代、ブラジルのサンパウロ日本人学校というところにいました。サンパウロの中心部から通学バスで1時間ほどにある学校です。学校には森があって、放課後には巨大な蟻塚を壊したり、自生しているバナナを切り倒したり、めずらしい昆虫を採取したりしました。校舎は学年ごとにわかれていて、別々の丘の上にたっていて、いまからかんがえると、とてもゆったりした環境でした。校内にはコーヒー園があり、収穫祭もありました。

私にとって、世界とはブラジルと日本を含む広いもので、世の中には貧富の差があって、日本人はゆたかで、ブラジルには貧困層がいて・・・そんな認識を持っていたようにおもいます。アマゾンやパンタナールをはじめ、ブラジルは動植物がゆたかな土地で、人間とはささやかな存在だとも感じていたかもしれません。

当時、私の家では猫を2頭飼っていました。雑種のピー(雌)、ポー(雄)です。ポーはとてもおっとりした猫で、なにをしても怒らなかったと記憶しています。日本に本帰国するときは、ポーが一緒でした。
ブラジル生まれのポーは、18年生きました。写真は多分、晩年のころのものです。死んだとき、泣けて泣けて泣けて、仕方なかった。

さて、中学生の話に戻りましょう。

短い時間でしたが、動物病院の中をのぞけたことが、すこしでも、きみたちの人生の可能性を広げるものであればとねがっています。それにしても、ずいぶんとしっかりした中学生でした。成長がたのしみです。
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2016年11月11日

天気が悪い日は、ペットも体調を崩しやすい

天気が悪い日は、ペットも調子を崩しやすいようです。急に気温がさがったり、気圧が変化したりすると、病院には「下痢をしています」「朝から元気がない」「吐いています」といった動物たちがやってきます。持病がある犬や猫は、症状が悪化することもあります。

たいていは簡単な治療で治りますが、なかには、隠れた病気が明らかになることがあります。いままでなんとか症状を示さないで過ごせていたところに、天気の変化が刺激となって、はじめて病気が現れる、といったかんじでしょうか。

私たちは身体検査や顔つきを評価しながら、いまの症状が一時的なものかどうか、判断します。判断がつかない場合には「お薬を何日か飲んでみましょう」と提案して、経過をみて考えることもあります。

「もしかしたら、病気が隠れているかもしれない」「顔つきがちょっと悪い気がするなあ」と感じたときには、血液検査などを提案することもあります。そうして、病気を発見できることもあります。

病気があること自体は心苦しいものではありますが、すこしでも早期発見につながるのであれば、それがいいはずです。もちろん、検査をして、異常がないときもあって、そのときにはまずは一安心というところです。

「いつもとなんとなく様子が違う」、そうした漠然とした印象から、飼い主さんが病気発見の糸口を作ってくれることもあります。そうした勘みたいなものは、私たち臨床獣医師がとても大切にしているものです。


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