2017年01月31日

動物病院にペットを預ける不安

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家族の一員である愛犬・愛猫を動物病院に預けるということは(それは日帰り入院だったり、数日にわたる入院だったり、さまざまですが)、その家族にとっては、どんなさみしさや不安をもたらすものだろうかと、ときおりおもうことがあります。

獣医師である私からすれば、点滴治療や手術には入院が必要なことは当たり前です。

でも、ご家族にとっては、突然「かなり肝臓が悪いです。何日間か点滴しましょう。入院しましょう」という話が出たとき、「この子はとてもさみしがりやだから」「いままで外に預けたことがないから、ひとりぼっちでも大丈夫かしら」・・・そんなふうにおもうのは当然といえば当然です。自分より小さな体のペットたちを、不慣れな病院においていって、自分たちだけが自宅に帰る。それはつらいことかもしれません。

私にとってはペットたちを入院させ、治療したり、手術したりすることは日常的なことです。働きなれた病院をこわがることもなければ、不安になることもありません。そうした自分の感覚とペットたち・その飼い主さんたちの感覚の大きなずれを、忘れてはならないとおもっています。

こわがりな犬なら声をかけながらそっと抱き上げたり、デリケートな猫なら部屋を暗めにして静かな環境にしたり、少しでも不安を和らげられるよう、工夫をします。

飼い主さんに対しても、疑問や不安にできるだけこたえられるようにしたいと願っています。でも、まだまだたりないところもあります。入院点滴している様子をご覧いただいたり、入院中の様子を伝えたり、工夫はしていますが、改善の余地も大きいです。

獣医師はどうしても治療や検査の話に力がはいります。それとおなじように、飼い主さんの不安に耳を傾けることも大切です。まだ、それを十分にできていないことも自覚しています。少しずつでも改善できればと考えています。
posted by kaihin-amc at 22:28| Comment(0) | 動物病院

2017年01月23日

祈る

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ブログの更新が滞っていました。
書きたい内容はいろいろとあって、「今日はこれを書こう」とおもっていると、自分がみていた動物の状態が悪化したり、寿命を全うしたり、飼い主さんの悲痛な声を聞いたり、そんな出来事が重なって、なかなか記事をアップできずにいました。診療は診療、記事は記事なのでしょうが、大切な家族の一員が苦しんでいるときに、担当の獣医師が楽しそうな文章を書いているのを知ったら・・・そうおもって、キーボードをうてずにいることもあります。

もちろん、毎日、元気な動物たちもやってきて、飼い主のみなさんと楽しい会話をすることもあります。要はバランスのとれた記事を書いていけばいいのかもしれません。

月曜日は状態の悪いペットたちが次々とやってきました。明日を迎えることができるか、そんな犬や猫たちも診察しました。

いま、この記事を書いている場所からも、点滴をしている動物たちの気配が伝わってきます。さまざまな薬を投与して、痛みをとって、あたたかにして、酸素をかがせて・・・西洋学的な治療を一通りしたら、あと私たちにできることは、声をかけたり、なでたり、見守ったり、あるいは祈ったり、つまりは非科学的な「治療」だけです。そして、私たち以上に回復を祈っているのは、飼い主の方々です。動物のため、飼い主のため、できるだけのことをしていきます。

posted by kaihin-amc at 22:33| Comment(0) | 動物病院

2017年01月03日

3日も診察いたします(予約診療)

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通常診療は4日からです。
3日も引き続き、予約診療をおこなっております。「病院に連れていったほうがいいのだろうか」「4日まで様子をみても大丈夫なのだろうか」、そんな悩みがありましたら、早めにお電話下さい。最終的には診察しないとたしかなことは言えないことが多いのですが、心配しすぎて無駄なことはありません。

写真は実家の猫。黒猫を写真に撮るのはむずかしいですね。
posted by kaihin-amc at 01:23| Comment(0) | 動物病院