2017年12月30日

鳥と宇宙と2018年

k20171230.jpg

あっという間に一年が過ぎようとしています。ペットたちがみな元気に年を越せるといいのですが、闘病中の動物たちもいます。私たちの治療は完璧ではありせんが、少しでもおだやかな時間を送れるように手助けできればとおもっています。

そういえば、今年一年の抱負はなんだったかなあ、すっかり忘れていました。来年は具体的な目標を掲げよう。

ナショナルジオグラフィック誌は2018年、新シリーズとして「鳥たちの地球」をスタートさせています。「生態系に欠かせないだけでなく、人の心にとっても大切な鳥たち。2018年、本誌はその驚異の世界と、人間が鳥なしで生きていけない理由を探っていきたい」という。
世界にいる1万種ほどの鳥は、さまざまな環境に適応するため、驚くほど多様な形態に進化を遂げてきた。体の大きさも千差万別で、アフリカに広く分布するダチョウは大きいものでは体高が2.5メートルを超えるが、キューバにしかいないマメハチドリはその名の通りハチぐらいの大きさしかない。ペリカンやオオハシのように大きな嘴をもつ鳥もいれば、コバシムシクイのようなおちょぼ口の鳥もいる。地味な茶色の鳥も多いが、南アジアのルリオタイヨウチョウ、オーストラリアのゴシキセイガイインコのように、花よりも派手な極彩色をまとった鳥もいる。
行動も多様だ。社交的な鳥もいれば、孤独を好む鳥もいる。コウヨウチョウやフラミンゴは何百万羽もの群れをなし、インコは小枝を集めて手の込んだ大きな巣を作る。一方で、カワガラスは単独で山の渓流に潜り、ワタリアホウドリは翼開長が3メートルにもなる大きな翼を広げて、独りで悠々と大空に舞う。水深200メートルまで潜水できるハシブトウミガラスのような鳥がいるかと思えば、ハヤブサは時速400キロメートル近い猛スピードで空から降りてくる。セッカカマドドリのように小さな池のそばで一生を過ごす鳥もいるが、ミズイロアメリカムシクイのように、米国ニュージャージー州の木に営巣してから、はるばる南米ペルーまで移動し、翌年また同じ木に戻ってくる鳥もいる。
空を自由に飛べたなら、どんなにかワクワクするだろうとおもう。

毎朝、毎夜、空を見上げます。星座に疎い私でもわかるオリオン座を横切るように、飛行機が移動していきます。

国際宇宙ステーションがあるのは、地上から400キロメートルのところ。宇宙は地上から100キロメートルからはじまる(どこから宇宙とするからは、幾つかの考え方があるようですが)。

あと1日。引き続き精一杯仕事をしたいとおもいます。
posted by kaihin-amc at 23:50| Comment(0) | 動物病院

2017年12月25日

どんなクリスマスプレゼントでしたか & 年末年始の診療について

気がついたら、クリスマス。今夜は眠る前に、長男の枕元にプレゼントを置こう。私が休みの日に開封したほうがいいとおもったので、1日遅いクリスマス。

暦を気にしない仕事をしているせいか、クリスマスの実感があまりないのがもったいない。
僕も妻も自分たちに特別に何か買おうなんて考えもしなかった。

妻は子どもたちにばかりお金をかけて、自分のことはいつも後回し。子どもたちの食事や洋服、靴、おもちゃ・・・もちろん、なによりも子どもたちの心と体の健康のことを最優先して、自分のためになにか買いたいと口にすることは、めったにない。「布団乾燥機を買っちゃだめかな」「(長男に)ジャンパーを買ってあげたいんだけど注文してもらっていい?」「(次男が)夢中になっていたおもちゃがあるんだけど」。

妻のおかげで、子どもたちは元気いっぱいに育っている。本当にありがたいことです。

家族が元気でいること、それが僕にとっての最高のクリスマスプレゼントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

年末年始の診療のお知らせをします。

31日は午前のみ診療しております。
1−3日は予約診療です。ご来院前にお電話下さい。
4日(木)はいつもと同じ休診日です。電話は通じますので、診察をご希望の方はご来院前にお電話下さい。

通常診療と違って、少ない人数での診療となりますが、しっかりと診療いたします。まずはご連絡下さい。


posted by kaihin-amc at 23:14| Comment(0) | 動物病院

美しい空を撮る場所で、見知らぬ人に

k20171225.jpg

「ここの空、きれいですよね」

自宅から歩いて数分のところに空が開けた場所があって、私はそこで朝焼けを撮ることがあります。

夜に雨が降ったあとの朝焼け。今朝の空は深い暗みと水分を含んだような色合いを見せていて、格段に美しかった。
バッグからデジカメを取り出して、露出やホワイトバランスをいじりながら、ささっと数枚の写真を撮る。このささやかな一連の動作が意外とすきで、なによりも、美しい空をメモリーカードに収めた満足からか、気持ちが何段階かあがる。

今朝もそんなふうに写真を撮っていたら、斜め後ろから冒頭の声が聞こえてきた。僕より少し年上の女性にみえる。すがすがしい笑顔をみせて、カメラを手にしている。それ以外に荷物は持っていない。今日は休みだろうか、それとも専業主婦だろうか、あるいは出社前だろうか。

「この場所はいいですよね」

突然声をかけられたので、いささか驚いた。驚いたけれども、うれしいともおもった。私とおなじように、この空を美しいと思う人がいること、この場所を気に入っていること・・・。ちょっと考えてみれば、当たり前のことなのだけれど(こんなに美しい空をみられる場所を、私しか気にしないわけはない)、私が気づかないだけで、この場所のファン(?)が結構いるのではないかという事実。

次に写真を撮るとき、そのひとのことを思い出すかもしれない(あ、別にいけない恋の予感などではありません。私には愛する妻と家族がいますから)。そのひとの分だけ、世界はたしかに広がったとおもう。たった一言で、ひとの世界は広がる。



posted by kaihin-amc at 22:59| Comment(0) | 動物病院