2017年11月13日

「水を見れば生物がわかる」 環境DNAの話

「水を見れば生物がわかる」という記事が、日本経済新聞11月12日付朝刊に出ていました。「海や川の1杯の水からどんな生物がいるのかを調べる技術が登場し、生物の生態調査に生かす試みが始まった。漂うDNAを手がかりにすれば種類を簡単に特定でき、おおまかな数も推測できる」という。

この川や海、森林にはどんないきものが、どれほどいるのだろう、それを調査するには「従来は、生物を目で確認する必要があり、数日かけて何も見つからないことも多い。時間と手間がかかる大変な調査だった」。また、本当はその地域に希少生物がいるとしても、その調査で発見できなければ、「ここには希少動物はいないから、森林を伐採して開発しても大丈夫」ということになるかもしれない。

そうした従来の限界を克服するのが、記事が取り上げている「環境DNA」というもので、たとえば水中には「魚や両生類、昆虫などの生物からはがれたうろこや体液、フンなどが漂っている。その中には、生き物の種類を示す決定的な証拠となるDNAが含まれる。こうした環境中に存在するDNAを環境DNAという」。

すごいですね。野生生物の調査にはあまり予算がまわらないことも多いようですから、こうした新技術が生態系の保全などに役立つことを期待します。
posted by kaihin-amc at 22:35| Comment(0) | いろいろなこと
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