2018年06月28日

畑の話と「人間の力では変えられない厳しい現実」

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今日は非番。借りている(とても小さな)市民農園にいってきました。たまにしか野菜たちの世話ができませんが、それでも、野菜たちはがんばって成長していました。キュウリ・ナスは次々と実をつけて、エダマメ・トウモロコシは存在感を増していました。ミニトマトの収穫が開始。シシトウ・トウガラシも少しずつとれています。

最近、日曜日は毎日新聞を読んでいます。人生や命にかかわる記事が多いのと、充実した書評欄があるのが理由です。

6月24日付の毎日新聞8面には、国立がん研究センター東病院・がん相談統括専門職の坂本はと恵さんによる話がでていました。
がん医療の現場にいると、時にがんの根治が難しいなど、人間の力では変えられない厳しい現実に直面します」
「人間の力では変えられない厳しい現実」。毎日のように、私も診療の場で直面することです。緩和ケアに移行することの難しさ、飼い主さんに事実を伝える難しさ、病状をコントロールできないもどかしさ・・・自分のいたらなさもあるのでしょうが、いまの獣医療では歯が立たないものもあります。あるいは、私の表現力・コミュニケーション力の不足が、飼い主さんを救えずにいる一因になっていることもあるでしょう。そんなときには、ベテラン看護師の心のこもった言葉や接し方が、飼い主さんの力になることもあります。

日々の診療に流されて、しずかにものごとを考える習慣が遠のいていました。小堀 鷗一郎『死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者』を読んで、厳しい現実にどう向き合うのか、ヒントを得ようとおもっています。
posted by kaihin-amc at 22:32| Comment(0) | 日記
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