2018年04月30日

ミミヒゼンダニにも存在理由がある

きょうの一枚は、ミミヒゼンダニという寄生虫の写真です。虫が嫌いな方は「続きを読む」をクリックしないで下さいね(不思議な形をしていますから、できればご覧いただければとおもいます)。

この寄生虫が生きる場所は「猫の耳の中」。猫にとっては迷惑な相手ですが、ミミヒゼンダニにとってはそこだけが生きる世界。耳垢に埋もれて生きて、そこで繁殖をするミミヒゼンダニの世界観というものは、どのようなものでしょう。

自分たちが「宇宙に浮かぶ地球というところ、そこの日本という国の千葉県千葉市で生きている日本猫の耳の中」にいるなんてこと、きっとわからないでしょう。でも、わからないから、下等な生きものということではない。わからないから無意味に殺していいというわけでもない。

それでも、猫にとって不快なミミヒゼンダニを、私たち獣医師は駆虫しなければなりません。駆虫するとき、私はミミヒゼンダニを憎いとおもっているわけではありません。彼らには彼らの生きる理由があるはずです。ただ、それが私たち人間にはわからない。わかっていないのは、私たち人間のほうかもしれません。
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posted by kaihin-amc at 22:45| Comment(0) | きょうの一枚

2018年04月09日

きょうの一枚:まるみちゃん

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リハビリにやってきた、まるみちゃん。今日もお利口にリハビリ中です。

いつも子犬のような愛らしい表情。スタッフはみんな、まるみちゃんの姿を見かけるたびに、声をかけていきます。
posted by kaihin-amc at 22:47| Comment(0) | きょうの一枚

2018年02月11日

きょうの一枚:あたらしい家族の一員

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写真の猫は、今日からN家の一員となったMちゃん。とてもおだやかな性格で、いろいろな検査にも騒いだり、動いたりせず。人間をとても信用しているみたいです。

さきほどまで野良猫(いまは地域猫ということが多いでしょうか)だったMちゃんをおうちに迎え入れるにあたって、今日は身体検査でノミ・マダニのチェック。
先住猫がいるので、いわゆる猫免疫不全ウイルス・猫白血病ウイルスの感染の有無もチェックしました。どちらも陰性でまずは一安心(ただ、ふたつのウイルス感染症には検査にひっかからない時期があります。猫免疫不全ウイルスは感染してから最長2カ月、猫白血病ウイルスは1カ月は検査が偽陰性=本当は感染しているけれど、検査では陰性と出る=になる可能性があります。できれば2カ月後に再チェックするといいでしょう)。

親切なNさんのおかげで、人懐っこいMちゃんはあたたかなおうちで過ごせます。飢えも寒さも怪我もない、あたたかなおうち。次に会えるのは、1カ月後の混合ワクチン接種のときです。それまでにはすっかりおうちになじんでいるでしょうか。
posted by kaihin-amc at 22:57| Comment(0) | きょうの一枚