2018年02月18日

体調不良でご迷惑をおかけしております

私畠の体調不良で、みなさまにご迷惑をおかけしております。さいわい、インフルエンザは陰性でした。こちからは「お大事にどうぞ」というところを、飼い主さんから「無理しないで下さいね」と気遣ってもらうていたらく。申し訳ありません。

私の診察ペースは落ちてはおりますが、きちんと診察はできますので、ご安心下さい。声が出しづらいため、看護師に「通訳」をお願いすることもあります。早期回復につとめますので、少々お待ち下さい。

元気になったら、ブログを更新いたします。
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2018年02月11日

きょうの一枚:あたらしい家族の一員

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写真の猫は、今日からN家の一員となったMちゃん。とてもおだやかな性格で、いろいろな検査にも騒いだり、動いたりせず。人間をとても信用しているみたいです。

さきほどまで野良猫(いまは地域猫ということが多いでしょうか)だったMちゃんをおうちに迎え入れるにあたって、今日は身体検査でノミ・マダニのチェック。
先住猫がいるので、いわゆる猫免疫不全ウイルス・猫白血病ウイルスの感染の有無もチェックしました。どちらも陰性でまずは一安心(ただ、ふたつのウイルス感染症には検査にひっかからない時期があります。猫免疫不全ウイルスは感染してから最長2カ月、猫白血病ウイルスは1カ月は検査が偽陰性=本当は感染しているけれど、検査では陰性と出る=になる可能性があります。できれば2カ月後に再チェックするといいでしょう)。

親切なNさんのおかげで、人懐っこいMちゃんはあたたかなおうちで過ごせます。飢えも寒さも怪我もない、あたたかなおうち。次に会えるのは、1カ月後の混合ワクチン接種のときです。それまでにはすっかりおうちになじんでいるでしょうか。
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2018年02月08日

きょうの一枚:宇宙に咲いている花

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お休みをいただいている木曜日、次男と近所を散歩。マンションの日陰になっている遊歩道に、美しい草花が茂っていました。ふと見落としそうでありながら、あまりに美しいさまだったので、次男を引き止めて、写真を撮りました。

昨日の話題にひっかけて。
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2018年02月07日

きょうの一枚:ここが宇宙

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命というものが一体なんなのか、それを考えたい・・・そんなおもいもあって、獣医師を志すことになりました。世界や他者に対する関心も、突き詰めれば、命のことに行き着きます。

最近読みはじめた渡辺正峰『脳の意識 機械の意識』は
未来のどこかの時点において、意識の移植が確立し、機械の中で第二の人生を送ることが可能になるのはほぼ間違いないと私は考えている。
という衝撃の序文ではじまりますが、命のメカニズムもいつか何らかの物理法則のような数式として、私たちの前に提示されるのでしょうか。

そんなむずかしい話は別にして、水曜日も空が美しかったです。深みを増す、空の青。その青はもはや地球の青というよりも、宇宙につながっているような青。実際、宇宙と大気の境界は不明瞭だといいます。
まるで宇宙をみているような深みのある青の空を、私はアラスカの上空でみたことがあって、それとは質感が違うものではありますが、水曜日の空も、まるで宇宙の一部のようでした。

でも、考えてみれば、宇宙に浮いている地球そのものが宇宙。千葉県だって東京都だって宇宙。地球が宇宙空間なのだとおもえば、ただ道にはえている草花が特別なものにみえてきます。宇宙に咲いている花。すごいですね。

宇宙に生きている人間、宇宙を歩いている犬や猫。宇宙を飛んでいる鳥や魚。



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2018年02月06日

感謝

長い間、通院して下さった飼い主さんが挨拶にいらっしゃいました。

愛するペットが病気になって、心を痛めたあの日から、どれだけ通院して下さったことでしょう。どこまで治療をするのか、ときには迷いながらも、最期まで通院しつづけて下さいました。

15年、16年という月日をともにしたペットの死。他人にはとても慰めようのない、おおきなかなしみだとおもいます。私たち動物病院のスタッフは、それでもなんとか言葉をかけながら、ペットのがんばりと飼い主さんの愛情に敬意を示したいとおもっています。私たちに治療を任せて下さったこと、とても感謝しています。

自分で動物病院に通うペットはいません。家事や仕事の都合をつけながら、ときに夜の看護で寝不足になりながら、飼い主さんはペットを連れてきます。労力も時間もお金もかかる。でも、そうした労苦をはねのける愛情の大きさ。そこには、この子がいて私は本当にしあわせになれている、というご家族のおもいやペットに対する感謝の気持ちがあるのでしょう。

よくがんばったね。そう声をかけたいとおもいます。そして、ご家族の労苦をねぎらいたいとおもいます。だれもができることではありません。本当にがんばって下さいました。一区切りがついたら(無理に区切りをつける必要はありませんが)、しっかりと休養していただければとおもいます。

いまごろ、天国で走り回っているかな。がんばったね。素敵なご家族に出会えてよかったね。


posted by kaihin-amc at 00:08| Comment(3) | 動物病院

2018年02月05日

きょうの一枚:空がなければ

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それを失うと、それの大切さやありがたさが身にしみてわかるというものがあって、詩人の川崎洋さんは「花」と題名で、こんな詩を書いています。


花がなければ
世界は寂しいか
ならば
それがないために
かく荒寥としている
というものは
なにか
「それ」はひとによってそれぞれでしょう。普段は意識はしていないが、とても・とても大切な存在や出来事。たとえば、光や音、冷たさややわらかさ、そういう存在や感覚は当たり前すぎて、改めて評価するようなことはない。停電すればロウソクのささやかな明かりを感じて、そのありがたさや美しさを知ることになります。

私にとって、きょうの「それ」は空。
映画「ラ・ジュテ」は核戦争によって地下に逃げ込んだ人類の物語ですが、空のない世界で、人はどれほど空を希求するだろうとおもう。10年以上、テレビゲームはしていないが、プレイステーションのゲーム「ブレスオブファイア」も空を目指す物語だったろうとおもう。

写真は月曜日の夕方の空。診察の合間、美しい夕空に気づいた。看護師のTさんもそれをみていた。「空、きれいだね」
posted by kaihin-amc at 23:41| Comment(0) | きょうの一枚

2018年02月03日

「きょうの一枚」をはじめます

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毎日、動物病院ではさまざまなできごとがあります。うれしいこともかなしいことも。いろいろな飼い主さんがいて、おなじようにいろいろなペットたちがいて、一言では説明できない家族の一員たちの物語があります。

このブログをはじめてから1年8カ月がたちました。当初からやりたかったのは、来院する動物たちの写真をアップすることでした。
ただ、飼い主さんのペットの写真を勝手にアップするわけにはいきません。ペットもみんながみんな、元気なわけではありません。そんなふうに制約があることを考えているうちに、海浜動物医療センターにやって来る動物たちの写真を撮るのをやめてしまいました。

今日、写真の猫さんがやってきました。お母様、お嬢様それぞれが猫を飼っていらっしゃるご家族が、あらたな一員を迎えたのでした。

許可を得て、写真を撮らせていただきました。ありがとうございます。

まだはじまったばかりの、あたらしい家族の一員との生活。ワクワクしますね。

ああ、いいなあ、あたらしい出会いだなあとおもいました。このご家族がしあわせそうなのが、私にとって何よりうれしいことでした。

今回、このブログのカテゴリーに「きょうの一枚」というものを作りました。ペットの写真に限定せず、私にとってその日に印象に残った人たちや風景、どんなものでもいいというルールで、なにかの写真をアップします。毎日アップというのはむずかしいとおもうので、そのあたりは適当に。長続きできるように。

写真の猫さんはいまごろ、どうしているでしょうか。飼い主さんのあたたかなまなざしのもと、熟睡しているでしょうか。それとも夜の運動会でしょうか。

posted by kaihin-amc at 22:09| Comment(0) | きょうの一枚

2018年01月30日

『星を継ぐもの』 『FULL MOON』

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ペットにも救急車があれば、飼い主もずいぶんと助かるだろうとおもう。

つい先日、次男が熱性けいれんを起こした。妻が救急車を呼んで、地域の基幹病院で治療を受けた。救急車という制度、救急に応じる病院の存在・・・本当にありがたいとおもいました。

もちろん、そうした制度を維持するためには、相応のコストが必要で、そのコスト負担を受け入れるかどうかは、その国や地域の人々の価値観や必要性、政治の判断によって違うだろうとおもう。

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31日は皆既月食がみられるといいですね。地球から38万4400km離れている月ですが、光なら1.3秒で到達する。

月と聞いて思い出す本は2冊。ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』。月面調査隊が月で発見した死体は5万年前に死んだ人間という事実からはじまる、3連作の1作目。とてもおもしろいです。2冊目はマイケル・ライト『FULL MOON』。宇宙飛行士がハッセルブラッドで撮った月面。美しい。あまりに美しい。

posted by kaihin-amc at 21:40| Comment(0) | おすすめの本

2018年01月25日

先日の雪

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なかなか落ち着いてブログを書けずにいました。来院件数が少ない日でも、状態の悪い動物の治療に集中していたり、仮眠をとりながら入院動物の様子をチェックしたり、気が抜けない日がつづいています。

先日の降雪、みなさんはお怪我などされませんでしたか。

私が住む東京・江戸川区でも、東京としてはなかなかの雪が積もっていました。今日は雪が降った翌朝の写真をアップします。

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どなたが作ったかは知りませんが、すごいですよね。

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雪を空にむけてみる。

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駅前の街路樹です。
posted by kaihin-amc at 22:59| Comment(0) | いろいろなこと

2018年01月22日

『抗生物質と人間』

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「毎日勉強と読書をする」という新年の目標をなんとか守っています。机の上に広げた本の上に顔を沈め、いつの間にか寝入っていることもありますが、なにか新しいことを知るのは面白い。

山本太郎『抗生物質と人間』(岩波新書)は最近読んだ一冊です。抗生物質の投与が腸内細菌のバランスを崩し、生活習慣病などの病気を生み出しているのではないか、という内容です。まだ裏付けとなる研究データは十分ではないようですが、人間でも動物でも、ここのところ、腸内細菌の研究が活発になっています。

私は日々、来院する動物たちに抗生物質を処方します。皮膚や尿路、結膜や肝臓、そのターゲットとする臓器や細菌はいろいろですが、常に抗生物質を使わないですませられるか、考えます(動物の自然治癒力で治るのが一番いい)。

ところで、動物の成長を早める目的で、抗生物質を投与していることをご存知ですか。そうした目的での抗生物質の使用を見直そうという動きも出ています。その話は後日。
2012年時点における日本国内の抗生物質年間使用量は、有効成分量で総計1700トン前後。うちヒト医療用抗生物質は約520トンであるのに対して、家畜医療用での使用は約720トンとなっている。さらにいえば、成長促進を目的とする家畜飼料用添加物としての抗生物質は約180トンにも上る。
たまにはプライベートの写真。私が帰宅する時間には、子どもたちは眠っています。写真は今日の様子です。子どもたちのしあわせを守るため、より一層仕事をがんばっていこうと日々考えています。
posted by kaihin-amc at 00:16| Comment(0) | 動物病院